postheadericon その原因

加齢臭を発する原因物質として「ノネナール」といった物質があげられるということをご紹介させていただきましたが、それが発生してしまう原因の一つとして、「9-ヘキサデセン酸」があげられます。
人には、無数の毛穴が存在しています。その毛穴の中には、それぞれ皮脂腺といったものが存在しています。その皮脂腺から出される皮脂によって、私たちの肌や髪の毛の潤いは保たれているのです。
この皮脂には、9-ヘキサデセン酸といった物質が含まれているのですが、これが過酸化物質によって酸化され分解されることによって、「ノネナール」が発生してしまうこととなるのです。
この9-ヘキサデセン酸といった物質は、若い頃にはほとんど見受けられませんが、40歳を過ぎてからというもの、急増してしまう物質となっているのです。

また、「ノネナール」を発生させる原因の一つとして、「活性酸素」もあげられます。
私たちの身体の中には、たくさんの酵素が存在していますが、その中の一つに活性酸素もあげられます。この活性酸素とは、老化の原因や病気の原因となってしまう酵素ではあるのですが、若い頃には、その働きを抑制する働きが身体の中で見受けられるのです。しかし、40歳を過ぎると、その働きが衰えてしまうこととなり、活性酸素の働きが活発になってしまいます。
活性酸素の働きが活発になってしまうと、過酸化脂質が増えてしまうことにもなり、9-ヘキサデセン酸の働きを促進させ、結果的にノネナールを発生させてしまうこととなるのです。

2015年4月
     
  1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30